2017.05.30　LPGが考える”美”とは？②　responsible beauty－真の美しさは、あなたの中に眠っている。

欲しいのは、「自然」で「自分らしい」美しさ。

女性社会学者クリスティーヌ・デトレーズが語る、フランス人女性の「美」意識。

美しさは、あらゆる世代の女性にとって興味深いテーマです。

LPGの研究の中で私が39名のフランス人女性を対象に行った調査でも、

80%の女性が「美」をポジティブにとらえています。

■自分本来の美はyes、整形はno。

では、美を「つくりあげる」ことに対してはどうでしょう。
調査では77%の女性が「嘘をつかない美」を望み、実に99％もの人が「自然な状態がその人本来の美しさを表す」と考えています。
一方、3分の2の女性が「手術や注射で手に入れた身体や顔の美しさ」を否定しています。
80%の女性が整形した顔を見分けられると答え、もし自分が手術を受けたなら「自分自身の一部を失うように感じる」
とも答えています。
他にも、副作用や痛みのリスクから手術に否定的な人が多いようです。

■年齢を重ねるほど、美しさも成熟する。

また、彼女たちが望む「嘘をつかない美しさ」にとって、年齢は敵ではありません。
若さには肌質や細胞ではかないませんが、年齢は経験が育てた「美の資産」であり、
若い女性が「きれい」で「かわいい」としたら、年齢を重ねた女性は「美しい」のです。

自分を偽ることなく、自然のままに過ぎてゆく時と穏やかな関係を築ける女性は、
何歳であれその人にふさわしい美を体現している－彼女たちは女性の理想的な美しさについて、そう考えています。